2005年
9月22日(木)
前回、お話しした中古焙煎器の詳細です。
フジローヤルの小型焙煎機、煎っ太郎Rー005の黒、サイズ幅430ミリ、奥行き300ミリ、高さ620ミリの中古焙煎機です。定価19万6千円で販売価格は3万円です。
シリンダーは直火式ではなく、半熱風式です。強制排気はついておりませんので薄皮がシリンダー内に残ります。
500gから700gの生豆を投入でき、焙煎時間は13分から20分ぐらいです。味に関しては、コメントを控えさせて頂きます。説明書や保証書などはありませんので焙煎方法は当店で買われたお客様に直接指導致します。
販売条件として、当店の浅草橋の店まで引き取りに来られる方、都市ガス使用の方、当店と取引きのあるお客様に限らせて頂きます。
お問い合わせ 090−1614−9977 天坂(あまさか)迄
※購入者が決まりました。ありがとうございました。(9/23)
2005年
9月15日(木)
ご無沙汰しております。
当店の100g焙煎機でガスコンロの上に乗せて煎るタイプですが、今回改良致しました。
特徴としてコンロに乗せた時の安定感が増し、ステンレス板を大きくしましたのでシリンダーに冷たい空気が全く入らず、カリっとムラなく煎れます。2枚のステンレスの間に断熱材のセラミックをいれました。完成度の高い直火焙煎機に仕上がりました。ステンレスの値上がりが大きく価格を10月1日より65,000円に変更させていただきたいと思います。大変申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。その分、必ずおいしく煎れますし、デジタル温度計、冷却器、専用漏斗、テストスプーンなどが標準で付きます。
お客様で煎ったろうの中古焙煎器がほしい方がいらっしゃいますか?都市ガス使用で3年半ぐらい使用しております。500g用の半熱風式で上代19万6000円で、販売価格は3万円です。ご興味のある方は問い合わせてください。1台のみです。
2005年
8月9日(火)
今日はスペシャルティコーヒーについてお話したいと思います。
日本スペシャルティコーヒー協会のスペシャルティコーヒーの定義があります。
(1)
消費者の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、 消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
(2)
際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えて行く事。
(3)
コーヒーの種子からカップに至る迄のすべての段階に於いて、一貫した体制、工程で品質向上策、品質管理が徹底している事が必須である。
以上の3つですが、1についての風味ですが、これはコーヒーを口に含んだ時に口の中に広がる香りです。すなわちフレバーのことです。2の酸味に関してですが、不快な酸味ではなく、フルーツに近い酸味、スッキリとした酸味で、爽やかな酸味です。
そしてスペシャルティコーヒーに欠かせない甘みで、後味が甘さの感覚で消えて行く。
コーヒーが冷めてくるとはっきりと出ます。3については、農園指定のコーヒーですとほぼ間違いありません。これらをカップテスターがカッピングフォームに従って点数をつけ80点以上をスペシャルティ、84点以上をカップオブエクセレンスの称号が与えられます。
当店のコーヒーはほとんどがスペシャルティコーヒーを使用しており、今後もスペシャルティ以上のコーヒーしか仕入れしません。安心してお買い上げ頂けると思います。
モカジェマドロを販売して1週間ぐらいですが、とても好評でお褒めの言葉もたくさん頂き、とてもうれしく思っております。ぜひみなさんも一度お試しください。とてもおいしいです。
ザンビアのテラノバが完売致しました。新しくザンビアAAイサンヤを発売いたします。大粒できれいに揃っており、甘みが強く、柑橘系の香りと透明感のあるコーヒーです。
ぜひ一度ご賞味ください。
2005年
7月27日(水)
いよいよ夏本番となりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
夏の焙煎はかなりきついものがあります。業務用となりますと室温が軽く40℃を超えますので水分補給と同時に塩分補給も必要でこれを摂取しないと体がだるくとても耐えられなくなります。
ところで最近、会社を退職して好きなコーヒーの仕事をしたいと言う開店希望者がとても増えております。当店も現在2名の方をお世話しております。みなさんの中にも開店希望者がいらしゃると思いますので簡単な注意点をお話し致します。
まず、豆売りを中心にするか、喫茶を中心にするか、これを明確に決めます。使用する焙煎機が大きく変わります。豆売り中心の場合3kg焙煎機以上の大きさが必要かと思います。特売や感謝デーなどのイベント時は普段の2倍から5倍ぐらい用意しますので小さい焙煎機では対応しきれません。また売り上げが伸びてきたら大きな焙煎機に買い換えの検討が必要になります。
そして一番大事な店舗選びですが、喫茶中心の場合はある程度立地条件の良い場所が必要になります。しかし、豆売りを中心に商売される場合は必ずしもそうではありません。
(1)できるだけ安い家賃の場所
(2)店の前に車や自転車を止めても通行の邪魔にならない場所
(3)内装にあまりお金がかからない店舗である。
(4)看板などが、とても目立つ場所
(5)店舗が北向きである。
(6)主婦が買い物などによく通る道である。
などの項目が当てはまればコーヒーの豆売りには優良物件と言えます。理由は、豆売り店は喫茶店と違い宣伝をしなければ売れません。したがって3年間は毎年3回から4回は新聞の折り込みチラシでセールや感謝デーなどの宣伝で店をたくさんの人に認知してもらう必要があります。そのためにできるだけたくさんの余力資金を残して早くお店を軌道に乗せることが大切です。目安として3年後に1日平均10kgのコーヒーが売れれば成功です。ちなみにチラシは1回に3万部前後が必要です。新鮮でおいしいコーヒーを出来るだけ安く販売できれば簡単にクリアできる数字です。
また機会を見て続きを書きます。
2005年
7月8日(金)
9月の焙煎教室に早くから申し込み頂きまして有り難うございます。
新たに9月から中級コースを設置いたしました。このコースに関して少し訂正させて頂きます。
まず、焙煎経験のない方のご参加はご遠慮願います。焙煎技術の向上を目的としておりますのでいろいろな疑問点を抱えている方に参加して頂きたいと思っております。
内容は一人、一人が抱えている問題点を聞いてなぜそうなるのか、どうすれば解決できるのかを最重点にすすめて行きたいと思います。有意義な教室にしたいと考えておりますのでたくさんの疑問点をぶつけて頂きますようお願いいたします。
それから抽出ではおいしいエスプレッソの抽出方法も行いたいと考えており、甘みがありコクもありキレの良いエスプレッソを教えたいと思います。勿論、試飲もいたします。
今後、いろいろなご要望をお寄せいただいてその要望に出来る限りお答えしていく所存です。
ハワイコナエキストラファンシーのニュークロップが入荷いたしました。収穫量が少なく値段が高いですが、すばらしい生豆ですので宜しくお願いします。ニカラグア有機もニュークロップに変わりました。こちらもなかなかすばらしい生豆で品質は保証致します。
2005年
6月17日(金)
ご無沙汰しております。
今年も中米系のカップオブエクセレンスやオークションコーヒーが7月後半から8月、9月と続々と入荷してきます。ニカラグア、ホンジュラス、ガテマラ、エルサルバドルの4品目を買い付けました。品質はかなり良いものばかりで価格もリーズナブルでお届けできると思います。ご期待ください。
コロンビアの品質が悪く困りました。現在商社に頼み、ワイルド単独で買い付けを行っておりバリエダ種ではない昔ながらの品種を栽培している農園をさがしておりなんとか年内には販売したいと思っております。コロンビアも大粒の豆よりエキセルソタイプの小粒の豆のほうが、味が濃く甘みも香りも強いのでこのタイプを買い付ける予定です。
ブラジルスクリーン19とモカラッコマウンテンの良質豆が入荷してきました。みなさんにぜひ飲んで頂きたく、特別料金で販売しております。ブラジルは大粒豆の割には、甘みがありすっきりとした飲み口のコーヒーで、ラッコマウンテンも小粒できれいに揃っておりイルガチョフG−1に匹敵する豆です。上品な甘みと花の香りがあります。シティーローストがお勧めです。
当店の焙煎教室にたくさんの方がご参加くださりまことに有り難うございます。
現在、7月分まで予約でいっぱいとなっており、キャンセル待ちの状態でたいへんご迷惑をお掛けして申し訳ございません。9月より上級者コースを新たに増やしたいと思っています。ミディアムローストをおいしく煎る方法、フレンチローストのロースト方法、水分の多い豆と乾燥にバラツキのある豆の焙煎実習、同じ粉の量でコクを出す、そして軽くスッキリした味を出す、(同じ抽出量)などワンランク上の教室を考えており、時間は3時間程度で料金は5000円を予定しております。勿論、経験があまりない方でも参加は自由ですので楽しんでご参加頂きたいと思います。
2005年
4月23日(土)
ご無沙汰しております。
ローストサンプルコレクションをたくさんの方からご注文を頂きまして
有り難うございました。あまりの反響の多さに驚き、うれしい悲鳴をあげております。それだけ焙煎に悩み、真剣にコーヒーを思っている人がいかに多いかを改めて実感いたしました。
しかしながら、このサンプルコレクションを一つ、一つ作っておりましたらここは、もう少しこうしよう、この豆よりこっちの豆のほうが見やすいとかいろいろと欠点が見えてしまいました。やはりお客様に販売する以上は完璧な状態にして喜ばれる商品にしてから買って頂きたいと考え、販売を休止いたします。1ハゼの始まり、1ハゼの終わり、2ハゼの始まり、2ハゼの終わりダブル焙煎の色止め、各ローストの味基準、各ローストの時間基準などをわかりやすく入れて行きます。これらを一目で見てわかればとても焙煎がやさしく、迷いや悩みがかなり減ると考えます。
たいへんご迷惑をおかけ致しますが宜しくお願いいたします。
ブラジルピラピティンガが予想以上に売れ、在庫がなくなりました。
10月までの販売予定でしたが、4月いっぱいで完売となります。
有り難うございました。5月から新しい契約農園豆を販売致しますので引き続き宜しくお願いいたします。
2005年
3月28日(月)
ご無沙汰しております。
ワイルドオリジナル300g用直火式焙煎機が完成致しました。最大で生豆350gまで煎れます。寸法は、横350ミリ、縦230ミリ、高さ355ミリで熱源は都市ガスかプロパンガスです。焙煎機の下に特殊専用バーナーを設置してあります。
テストの結果、甘み、香り、煎り上がり、キレ、すべて良く販売することに決めました。モーターも静かでベアリング4個でシリンダーを支えましたので他の焙煎機と比べますと格段に音が静かになっております。
一般家庭は勿論ですが、喫茶店や会社、挽き売り店のサンプルロースターとしてお使い頂けます。今回、温度計と冷却装置を標準でお付け致しますので宜しくお願い致します。他にテストスプーン、じょうご、ふるいが付きます。
この焙煎機はむずかしい火力の調節は致しません。誰でも簡単においしいコーヒーを焼くことができます。
価格は税込みで16万5千円となります。味には絶対の自信を持っておりますので宜しくお願い致します。
今回、ローストの色の具合を生豆からイタリアンローストまで細かく9段階に分けた、ロースト別サンプルケースを作りました。これを見ればどの色がミディアムローストか、シティーローストなのか、フルシティーローストはどの色なのか、一目でわかります。他に、ニュークロップ、パーストクロップ、オールドクロップの生豆変化や欠点豆はどういう豆か、ピーベリーはどんな豆かマラゴジッぺやショートビーンズもあり全部で20種類の色別サンプルをケースに納めました。インテリアとしてもきれいですし、喫茶店や挽き売り店に1つあればお客様の説明に役立ちます。寸法は、横356ミリ、縦338ミリ、奥行き93ミリ 重量約2300グラムです。
2005年
2月8日(火)
将来、自家焙煎コーヒーで自分の店を持ちたいと言う人が、年々増加しており現在、コーヒーの焙煎ブームが到来したように思います。当店で開催している焙煎教室に日本全国から焙煎を習いたい、おいしいコーヒーを焼いてみたいと多くの人が来店しています。そして、当店で生豆を購入している人の何割かは将来、自分も店を持ちたいと言う予備軍のように思います。お店を出して成功している方の多くは、良質の生豆を使用し新鮮で甘みのあるコーヒーを売られています。ワイルドでは、今後甘みの強い豆を優先的に仕入れたいと考えております。その為には、農園と契約して作ってもらうのが一番早いと思い、今回始めて輸入致しました。乾燥を棚干しにし、精製段階で薄皮を発酵しない程度にギリギリまで取らないよに頼みました。この薄皮の所が甘みが有り、生豆の変色も防ぎ品質が変わりません。生豆の見面はあまりよくありませんが、飲んだらとてもおいしいコーヒーです。今回、発売を記念して4月末まで特別価格にて販売させて頂きます。
ブラジルピラピティンガをぜひご賞味ください。
2005年
1月21日(金)
ハワイコナエキストラファンシーが再入荷いたしましたが、価格が高騰しました。
原因は、アメリカでハワイコナのブレンドは今迄は1割使用でハワイコナブレンドと表示できましたが、今後は2割以上使用しないと表示が出来なくなり、アメリカのロースターがハワイコナを買いに入り価格が上がりました。品質を落とすことはできませんので、値上げさせて頂きました。申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
今月末から来月にかけてコロンビアのニュークロップが入荷します。去年はコロンビアの品質があまりよくありませんでしたので、今年のコロンビアに期待してます。
ワイルドでは、去年ブラジルのセラード地区の農園ピラピティンガと契約しました。この農園のニュークロップコーヒーが2月7日頃から販売予定です。初めての契約農園コーヒー、ピラピティンガの発売記念として何らかのサービスを考えておりますので、ぜひお試しください。今年も高品質のコーヒーをどこよりも安くをモットーに頑張りますので、宜しくお願い致します。
2004年
12月27日(月)
今日は、コーヒー相場についてお話ししたいと思います。
コーヒーは農産物ですから天候によって収穫が大きく左右されます。今年の9月以降、コーヒー相場が大きく上昇しました。相場が上がった要因として、天候不順と生産コストの上昇、原油価格の高騰による船賃の上昇、ブラジルやベトナムなど主要生産国の生産量が予想以下と見込まれていることが、大きな要因となっています。なかでもマンデリンの価格の上昇が大きく50%〜70%の上昇になりそうです。干ばつの被害が予想以上に大きく、ヨーロッパ、アメリカ向けのコーヒーの出荷が大幅に遅れ、価格の上昇に拍車をかけました。アメリカでは、早くも一部の小売り店で価格が8%〜14%の価格の引き上げを発表しており、日本国内においても来年コーヒー生豆の価格の引き上げがあることは、間違いないでしょう。当店では、価格が上がる前に契約した豆を持って
おりますが、コーヒー相場がこのまま上がりますと在庫が切れた豆に関しては値上がりする予定です。
しかし、出来る限り値上げを避けるべく努力をしてお客様の負担を減らしていく所存ですので、宜しくお願いいたします。
ちなみに、過去コーヒー相場の高値は、約30年前にブラジルで霜害があり、大きな被害が出ましたが、この時の価格は平均で今の約8倍〜10倍(生豆の卸相場)で次に価格が大きく動いたのは、20年ぐらい前で今の4倍〜5倍ぐらいの価格でした。それ以来コーヒー価格は下がり、円も上がり続け、コーヒーの品種改良で自然環境にあまり左右されない品種ができて価格が安値でここ何年も安定してきました。これは、生産者にとってはここ何年も収入が減り続け、手入れをしない農家や、肥料を与えない農家が増た為、コーヒーの品質が悪くなり香りがない、コクがない、甘みが少ない、豆の劣化が早いなどの現象が起きてます。
価格はある程度は上がったほうが、生産者のやる気が増し、おいしいコーヒーを作る農家が増えると思います。
今年もあとわずかとなりましたが、風邪など引かぬよう新年をお迎えください。来年もどうぞ宜しくお願い致します。有り難う御座いました。では、良いお年をお迎えください。
2004年
12月17日(金)
300g用の直火式焙煎機がやっと作成に入ります。
最初はガスコンロの上に乗せて使用する焙煎機を作る予定でしたが、シリンダーの直径が大きくなり、火力を中火〜強火を使用しますので、煎りムラが若干でき、火力の調節が難しく完煎のタイミングが取りずらい為に制作を変更しました。現在、制作に入っている焙煎機は、専用バーナーで焼きます。シリンダーの下にバーナーを取り付けました。生豆に対してのカロリーも計算して作り、一番燃焼効率の良い位置に設置しますので、豆の膨らみも、煎り上がりも、最高の状態で焼け、なおかつ火力の調節もやさしく楽しみな焙煎機です。そして、温度計も付けますし、今回専用の冷却器も付けます。1分〜2分で冷える冷却装置で、これですと香りが豆の中に閉じ込められ、日持ちのするコーヒーになるはずです。耐久性も問題ありませんので喫茶店で一日、1kg以下しか使用しないお店などで、煎り立てのコーヒーがおいしく提供でき、生豆の仕入れになりますので、仕入れ値も半分以下になり一石ニ丁だと思います。
完成しましたらホーページに載せますので、ご覧になってください。
2004年
11月19日(金)
現在、100g用の焙煎機を販売しておりますが、お客様の声はもっと大きな焙煎機を作ってほしいとの要望があまりに多いため300g用の焙煎機の制作に着手しました。ガスコンロの上に置いて焙煎するタイプですが、年内には試作品ができると思います。作る以上は、おいしく焼ける焙煎機に仕上げますのでご期待ください。
ジャマイカを襲ったハリケーンアイバンの被害状況がだいぶわかってきました。ブルーマウンテンは、今年の収穫量が30%減、コーヒーの樹の20%に被害がありました。瞬間最大風速が70〜80mに及び、コーヒーを保管する屋根がめくれかなりのコーヒーが水をかぶった模様です。ニュークロップは来年の3月〜4月に入荷予定ですが、価格はかなり高くなると思います。現在、当店の在庫はまだありますが、生豆の販売は、11月いっぱいか、12月上旬で終了致しますのでご了承ください。煎り豆販売は来年3月まであります。今後、新豆が入荷してもかなり悪い豆の可能性が大きいのでその場合は販売中止にします。
2004年
10月1日(金)
先日、カリブ海を襲ったハリケーン、アイヴァンはコーヒー産地のジャマイカ、ハイチ、キューバを直撃しました。コーヒーの被害状況が分かるにつれ、市場からブルーマウンテンの生豆が消えました。
ブルーマウンテンは、ニュークロップの45%に被害があり、コーヒーの木のダメージも大きくて、むこう3年間、20%〜30%の減産が予想されます。ハイチに関しては、壊滅的状況のようでニュークロップの入荷はゼロの見込みです。
来年の仕入れが全く出来ない状況の為、投機筋が買いに入っており、生豆の価格が上昇しています。石油の値上がりにより、輸送費も高くなり、年末から来年にかけてすべての生豆が値上がりする可能性が出てきました。今後の状況を注意深く見守りたいとおもいます。
2004年
9月13日(月)
貝殻豆についてお話ししたいと思います。
ワイルドのホームページ上でも、欠点豆の欄に貝殻豆が載っていましたが、削除することに致しました。理由は、とてもおいしいからです。以前、貝殻豆だけ拾って飲んだ所、甘みがあり、雑味が全くなく、キレの良いコーヒーでした。豆の外側だけで、中身のない豆ですから、焼きそこないがなく、芯がないので、雑味がでません。特にケニアに多く、豆が逆そりしてますので、とても割れやすく、生豆の状態では少なくても、シティーロースト以上の焙煎になりますと、2ハゼの時に豆の中身が飛び出し貝殻豆になります。
欠点豆は、おいしくないから、欠点豆であり、おいしい豆は、欠点ではありません。
みなさんも、貝殻豆だけを拾って飲んで見てください。
サプライズです!
9月10日(金)
私は、20歳でコーヒーの焙煎の仕事を始めて33年になりました。
今、振り返ってみますと、いろいろな豆を焙煎してきました。
びっくりするような良い豆もあれば、ハンドピックしたら7割ぐらい
捨てたくなる豆や、仁丹みたいに小さい豆や、ゴキブリ(フレンチローストで)のように大きい豆などさまざまなコーヒーを焼いてきました。
その中で一番印象深いコーヒーは、カメルーンのコーヒーで等級はBでした。
マンデリンのように大きく、なんと言ってもそのすばらしい香りです。
フルーティーな香りなどとよく表現しますが、このカメルーンのコーヒーはフルーツそのものでした。一口含んだだけで、ピーチのような香りが口いっぱいに広がり、上品な酸味と甘みがあり、30年経った今でもはっきりとこのコーヒーの味と香りを覚えています。この感動的なコーヒーをなんとかもう一度、味わいたくて四方、八方、手を尽くしましたがどこにもありません。輸入統計を見ますと、ほんのわずか輸入されてますが、これは、カメルーンの関係者が自家消費分として輸入したものだと思います。依然と収穫量が少ない国ですから、あまり品種改良をしていないと思われますので、昔ながらの香りが楽しめると期待しているのですが。
8月26日(木)
当店は、現在15kgの直火の焙煎機を使用しております。直火の釜は甘みが出やすく香りもクリアに出て、おいしいですが、焙煎機が古く非常にテクニックが必要なむずかしい釜です。常々、だれでも簡単においしく焼ける焙煎機を探しておりましたが、やっと見つけました。井上制作所さんの10kgの半熱風式焙煎機です。
この焙煎機のすごい所は、パソコンの画面で焙煎の進行状況がグラフで見られ、そのデータを保存でき、必要な時にそのデータを出してそのグラフと同じようになぞって焙煎できることです。20分前後の焙煎時間がグラフで残りますと、おいしく焼けた時のデータが勘に頼ることなく、残りますので何年前でも取り出せてだれでも焼けます。
ほかにも、シリンダーの回転数や排気ファンの回転数なども自由に変えられて2kgでも焼けます。さらに、排気ダンパーを2カ所付けました。これは軽いコーヒー、こってりしたコーヒーが自由自在に焼けてすぐれ物です。現在、悩みがバーナーで、コーヒーの味の80%がバーナー(火力)で決まるのですが、今使用しているバーナーは22,000カロリーで丁度良いのですが、燃焼温度が非常に高くカリッと焼け るのですが肌焼けが心配で、バーナーを変える予定です。変えるバーナーは、27,000カロリーで燃焼温度が低く、あまり気をつかわなくても簡単に焙煎できるバーナーで、これにガバナを取り付けてガス圧を自由に変えられるように変更予定です。
自家焙煎店のみなさんも焙煎機が味を決めますので、煎り豆に不満をお持ちの方はいろいろと、改造されるとさらにグレードアップした豆になると思います。
また報告させていただきます。
8月11日(水)
ワイルドオリジナル焙煎機にデジタル温度計を標準で付けることにしました。
この温度計がすぐれ物でとても感度が良く、1000度まで計測できますし、常温から300度までが5〜6秒ぐらいで一気に上昇し、1度単位で表示します。センサーを投入口に入れて計測しますが、いろいろな使い方もできます。
焙煎機の下部と上部の温度差、シリンダーとカバーの間の温度、夏場と冬場の違いなどが把握でき、味にどのような変化がでるか、データがとれます。また、1ハゼが何度ぐらいでくるか、2ハゼは何度ぐらいか、何度ぐらいでハゼるのがおいしいか、などなどいろいろとわかってくると思います。温度がわかると、焙煎のブレが少なく、カンに頼ることなく均一に焼けるはずです。
この焙煎機の長所は、煎りムラにならず、甘みがよく出て、香りがとても良いことです。そして焙煎中に煙がほとんど出ないことです。カバーの上部に当たった煙が下に向かい、ガス火によって燃焼されて煙が出ない構造になっていますので、部屋で焙煎してもよごれません。
おいしい珈琲を飲みたい人は、焙煎技術を磨くのではなくて、おいしく焼ける焙煎機を使用することです。まして商売で珈琲を焙煎してる人は焙煎機が一番で、生豆が二番、センスが三番です。
8月4日(水)
昨年の9月にブラジルのコーヒー豆から殺虫剤にふくまれるジクロルボスが検出され、新聞等で報道されました。
コーヒーは船で赤道付近を通過して日本に着く迄、約2ヶ月船底に高温のまま積まれています。産地で蛾の幼虫などがコーヒーに混入するのを防ぐため殺虫剤を使用していた模様で、今回は大量の殺虫剤を使ったらしく、港の検査に引っ掛かり廃棄処分となり、それ以来ジクロルボスは検出されていません。現在は当然、薬を一切使用しませんので、船の中で蛾が大量に繁殖しても不思議ではありません。今、日本は連日の猛暑で蛾がコーヒーの中で繁殖しやすい状態ですが、もし蛾が混入してもコーヒーは200度ぐらいの高温で焙煎しますので豆には、虫等の影響はございませんので安心してお飲みください。気になる方は焙煎する直前に洗濯ネットなどに豆をいれて水できれいに洗って、タオルなどで水気を取り、乾かさないですぐ焙煎してください。生豆をきれいに水洗いしますと、甘みが増し香りもよく、珈琲の液体も濁らず、一石三丁で良いことずくめです。
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